この池にはIQの高い魚がいる=この池に魚はいない

今回は
思考回路の順番を常識以上にぶっ飛ばすと変な奴だと思われるという話をしてみる。

まず僕は魚釣りに関しては全くのシロウトだ。
釣りの醍醐味と言われてもイマイチわからないが、1日全て時間をかけて1匹も釣れなくても時間を有意義に過ごせるという事は実感している。

ところで最近聞いた馬鹿な話だが、
魚にも知能指数の高い個体とそうでない個体がある(らしい)。
まあ僕にそれを教えてくれた人間がトンチンカンな奴なので信憑性は薄い(薄すぎる)。

そしてその住んでいる池ごとに魚のIQには差がある笑(らしい)。

まず、純粋に楽しみとして魚釣をする人を批判する意図は全くないということだけは、はじめにはっきりさせておく。

今回考えるにあたっての前提として
わかりやすくするために あえて
魚を多く釣る事=成功(釣れる魚がいる)
魚が釣れない事=失敗(釣れる魚はいない)
という事とする。

そもそもこんな事を考える時点で馬鹿なことかもしれないが、
一応 順番に考えてみる。

まず結果論という事にして白か黒かの二択に絞ると
魚が釣れた池=魚がいる
魚が釣れなかった池=魚がいない
こういうことにする。

ここからは魚にIQの高い低いが存在する(らしい)として考えると
IQの低い魚=釣れやすい(釣れる)
IQの高い魚=釣れにくい(釣れない) だとする。

そして、結果としてその池で魚は釣れなかったとする。

IQの高い魚がいる池
という事は=
魚が釣れない池
という事は=
魚のいない池

という事になる。

これを間の説明をぶっ飛ばして話すと

この池にはIQの高い魚がいる=この池に魚はいない
という様な矛盾した主張が完成する。

今回はわかりやすくこれだけ少ない道筋に絞ったが、これが果てしなく多く続いて結論にたどり着く事はある。

その過程の説明を飛ばしすぎて突拍子もなく思われてしまうと変人のレッテルを貼られる。

で、今回の話だがI Qの高い魚のいる池で1日時間を使って一匹も釣れなかったとしても楽しみとしての魚釣の場合はこれで良い。
もしIQの高い魚を釣り上げる事ができれば、
魚のいない池(いないとみなされた池)から魚を釣り上げたという事になり喜びも計り知れない。

ただこれが仕事に絡んだ場合は、危険な考え方になり得る。
「結果至上主義」の考え方が大半を占める「仕事」という場面においては
詰まるところ
魚が釣れなかったという事は
魚のいない池に釣り糸を1日垂らし続けたと
「み な さ れ る」って事。
魚がいたとしても最終的に釣り上げられなければそれは
1日寝ていた人間と同じで収穫は0だと「みなされ」てしまう。

まあ、こんな単純な話ではなく
釣り上げるための試行錯誤は自分の財産として積み上がるのだが。

そして僕の本音は
この「いつ実を結ぶかもわからない試行錯誤」が大好きだ。

まあ、これだけ散々な事を言っておいて
僕が最終的に目指している事は
魚のいない池から魚を釣り上げる事だって事だ。

じゃあまた!

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