退職へのカウントダウン

終わりを意識してしまってから、さらに仕事が楽しくなってきて困っている。

毎日色々な人との出会いがある不動産屋のこの仕事はやはりとても面白い。

さらにそれに加えて会社の雰囲気、所謂社員同士のいざこざや社員と店長の葛藤や人間関係が僕にはたまらなく刺激になる。

ストレス社会だと言って胃薬を飲んでいる社員に理由を聞いてみると社内の人間関係だという。

本人からしたら自分が被害者のような言い分だがその上司もまたその部下についても悩んでいるのだ、これだから人間は面白い。

ただ、僕のやってきた売れないバンドの世界と決定的に違うのは給料を間に挟んだ上でギクシャクしているのだ。

バンドであればとっくにぶっ壊れている関係性も、生活の糧を得る為の仕事という鎖で繋いでしまえばなかなか切れないらしい。

まあ僕の場合は感覚が普通ではないのでその鎖は全く意味をなさないのだが。

この社内の人間観察も僕にとっては大事な出社理由の一つである。

これもあと少しで終わりだと思うと寂しい気もするが、僕は専業受験生になる事を決めたのだ。

さよならのカウントダウン開始。

そういえば最近記事の閲覧数を見たのだが、誰にも公開していないこのブログに何かしらの縁でたどり着いた稀有な人たちが少しづついるみたいだ。

僕はブログを書く理由が少し大きくなって嬉しい。

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