馬鹿ひよこと優秀ひよこ。
馬鹿ひよこがいる。優秀ひよこがいる。
馬鹿ひよこはある日コピーを20枚とる様、ボスにわとりに言われてコピーをとった。
原稿をセットして印刷枚数は言われた通り20枚。これでオーケーだな。
しかしサイズ設定を間違えたので間違いのコピーが20枚印刷されました。
ボスにわとりに怒られると思った馬鹿ひよこは証拠隠滅の為に間違えた20枚を全てシュレッダーにかけてもう一度新しく20枚を印刷してボスにわとりに提出しました。
優秀ひよこはある日コピーを20枚とる様、ボスにわとりに言われてコピーをとった。
原稿をセットして印刷枚数はとりあえず1枚。
しかしサイズ設定を間違えたので間違いのコピーが1枚印刷されました。
優秀ひよこはその間違えたコピー用紙を裏紙のコピー用紙入れに入れ、もう一度印刷して確認した後に残りの19枚を印刷してボスにわとりに提出しました。
この話で、コピーをとるという単純作業の中にさえ馬鹿ひよこがどれだけ会社に不利益な動きを挟んでいるかわかるはずだ。
さて、このコピーのお話の様な事例はいろんな会社の至る所で起こっている。
ここで僕が言いたい事は、優秀なひよこを雇えということでは無い。
もちろん高い給料を払うつもりならそれで良いのだが、本来の優秀ひよこの給料はそれはそれは馬鹿高い。
コピー用紙20枚では埋められない。
ここでのコピーとりのお話でボスにわとりのすべき事はもちろん「怒る事」なんかでは無い。
「馬鹿ひよこでも間違えないコピーとりのマニュアル」を顔色一つ変えずに作成し、馬鹿ひよこの様子を観察する事だ。
安い給料で馬鹿ひよこを雇う以上それくらいの負担はボスにわとり側が思案しなければならない。
「金や地位」をちらつかせれば人材が集まるなんて考えている様では先は無い。
2020-04-22 by
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