どんなに後から大金を積もうが健康を買い戻す事は不可能である。
なんかさ、人間の体って本当に弱いからさー。
一度死んじまったらおしまいってのは勿論なんだけどさ、一度壊しちゃっただけでもなかなか完全には治らないよね。
僕も何年も前に捻挫した足首がいまだに気を抜くと痛くて、走る時は足首にサポーターつける様にしてる。てな感じで。
こんな感じで外傷だとまあわかりやすいんだけど、逆に体の内面に関してはわりとみんな見ないフリしちゃってない??
特に仕事が忙しくてまともなご飯を食べる時間が無かったりとかでファストフードですませちゃったりとかしてると、歳とってから後悔する事は必然だと思う。
どんな生き方、働き方を選ぼうがその人の自由だし、僕は人の生き方に文句をつけるのは嫌いだけど、何でこんな事を書いているかというとね。
僕の会社に毎月毎月すごい数字を叩き出す社員がいるんだよね、それはそれは本当にすごい数字。
僕の今の会社は不動産営業の仕事だから営業の売り上げがモロに給料に反映されるんだけどさ、
だからか何だか知らないけど自主的に休みなく働いてしかも毎日朝方まで仕事してカップラーメン食べてて、。そんで忙しすぎて店から家に帰れない事が多いらしい。
みんな「すげー」ってなってて「その人を見習え」みたいな感じになってるんだけどさ、僕の本音は「お金もらっても真似したくない」ってのが感想。
だってその人さ、確実に今稼いでる額よりも多い額を近い将来に医療費で溶かすじゃんか。
大事な事だからもう一回書いておくけど
「今稼いでる額よりも多い額を近い将来に医療費で溶かす」
今は一時的に+でも長い目で見たら±で−になるって事。
しかも健康も損ねて二重のマイナスだ。
勿論ガムシャラに働く事は素晴らしい事だと思うんだけど、僕の持論では「自分の健康寿命を売って手にするお金は借金と同じだ」と思っている。
このお話の中で最終的に得するのって雇用主だけじゃんって事にさっさと気付かないかなっていうのが本音の感想。
自分の労働力を売るのと自分の健康寿命を売るのとは話が違うと思う。
それに気づいても尚、その道を進んでいるとするならそれは「無謀」だと思う。
周りは「子供の為にそんなに頑張れてすごい」なーんて言ってるけど、僕からしたら「???」って感じ。
だって将来その「愛すべき子供」に寄り添える寿命を削って目先のお金を追いかけているって事でしょ。
子供を育てる為に「今」稼がなくてはならないってのはわかる。
けど、本当に考えなくてはならないのは「将来の子供に寄り添える時間も確保しつつ今の生活も確保する方法」だと思う。
「そんな都合の良い方法ないよ」って言われそうだよね。
そうだよ、これは難問だ。
決まった答えなんてない。
でもその問題に今向き合わずに仕事の忙しさに逃げていると近い将来にジリ貧で健康が底を尽きてしまう。
健康が底をついた時、ゲームオーバーだ。
今の生活水準はなかなか下げられず、かと言って収入は途切れる。
営業会社で雇用されている以上、売り上げがないと給料にはなかなか反映されない。
かと言って代わりが効かない様な専門職でもない。
だとすると壊れた身体でどうやって子供を守りながら生きて行く??
人生は、積んでしまってからでは再起は不可能ではないがなかなかに難しい。
人間の身体は案外に脆い。
今回の話は問題点をぶん投げただけみたいになってしまっているけどこれはわざとだ。
何故なら僕は独身で子供もおらず、偉そうな事を言える立場ではないからだ。
だけどこれだけは思う。
「どんなに後から大金を積もうが健康を買い戻す事は不可能である。」
「どんなに後から大金を積もうが健康を買い戻す事は不可能である。」
「どんなに後から大金を積もうが健康を買い戻す事は不可能である。」
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