現状を変えたければ半歩先ではなく一歩先まで踏み込むと見える景色は違う。
タイトル通りで、半歩ではまだ重心が安全地帯に半分残っていて周りから見れば覚悟が決まり切ってない状態だ。
現状を打破するには思い切って、やるしか無い状態に持っていってしまうのも案外悪くない。
例えば忙しい毎日の中で何か自分の為の事をする時間がないという事でテレビを見る時間をやめたいと思ったならば、テレビを見る時間を少なくするのではなくテレビのコンセントを抜いてしまうのでもなく、テレビごと捨ててしまう事のように後戻りできない環境にしてしまう事で力技で解決するという事が僕は結構好きだ。
例えば「仕事が辞めたいんだけどどう思う?」と言ってくる人たちがいるがそれならばさっさと辞めてしまえばよいと言うようにしている。
こんな事ばかり言っているので「お前は無責任な事ばかりを言って」と言われるのだが僕の考えはこうだ。
「後先考えずに辞めて後悔するかもしれないから辞めない」よりも例え辞めて後悔したとしても「辞めたら後悔するという事を辞めた事によって体感して理解する」ことの方が大事だと。
もしかしたら後悔なんてせずに「もっと早く決断すべきだった」となる可能性だってまるで0ではないのだし。 だ。
逆に今回の質問に「とりあえず辞めない方がいいよ」というアドバイスの方が僕からしたら無責任だ。
何故なら、辞めなければ「良かったか悪かったか」の白黒がつかないのでアドバイスに「ハズレ」がないからだ。
まず第一に「仕事が辞めたいんだけどどう思う?」という質問を投げてくる時点で何かしら仕事に対しての悩みがあって逃げ出したい、もしくは新しい事へ挑戦したい状態にあったりするパターンだろう。
僕なら、あやふやな事を言って決断を先延ばしさせるくらいなら迷わずにその人の背中を暗闇の底に突き飛ばす。
例えその瞬間は正解ではなく見えたとしても後から振り返れば不正解ではなかったと思える事だって多々あるからだ。
目の前の決断がまるで断崖絶壁の様に見えたとしても、一歩を踏み出さなければわからないこともある。
僕は「無謀」をすすめているわけではない。
「たくさん考えてそして腹を括ったならもう迷わず踏み込め」という事を伝えたい。
それがビビりながらの一歩でもその踏み出した一歩こそを
僕がロックだと讃えよう。
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